最近注目されるようになった「男性更年期」。
体の中の、活性型テストステロンと成長ホルモンの減少によって、疲労感、脱力感、無気力、うつ感、頻尿(夜間、日中とも)、精力減退、性欲減退、手足の冷え、腰痛、体のほてり感、動悸などさまざまな症状が現れてきます。
症状は、一つの方もあれば、いくつかが現れてくることもあります。
ご相談の多くの方が、自律神経失調症、不安神経症、軽いうつ症などとして治療を受けたりされていることが多く、処方されたお薬で、多少の改善はあるがすっきりしないという方にこの男性更年期が隠れていることが多いようです。
年齢的には、40台ぐらいから60台の前半ぐらいまでとされているようです。
睡眠不足や、仕事のしすぎによる過労などが症状の悪化を後押しすることが多く、まじめな方や、神経質な方は重い症状に至ることも多いようです。
漢方薬では、「補腎」という系統の漢方薬をよく使い、一般的には強壮剤や、精力剤として使われる処方を応用します。
薬局で扱える薬には、生薬として動物由来の生薬を配合したものがあり、これを中心として、組み合わせた処方がよく効くようです。
この場合、この症状に特徴的なのが薬の適当な量というのがはっきりしていることが多く、薬の量が多すぎても少なくても効き目が出ないことが多いのです。この理由ははっきりしないのですが、同じ処方を使っても量を調節してあげると、ぐんとよくなることが何人もありました。
この症状の厄介な点は、女性と同じように、病院の検査に異常が現れにくいことと、更年期が情勢特有のものであるという認識だと思います。
うまく漢方薬を利用すると、本当によくなりますよ。
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